これまで使ってきたカメラと選んだ理由④
5回目のポストです。
前回は初めてのレンズ交換式に出会ったって話でしたが、今回ははそのレンズのお話です。
初めてミラーレス一眼を手にした日から数年間はこのオリンパスPENを使いまくってました。
シルバーにブラウンというライトな色合いは、どこに持っていってもカメラであることを主張せず、どこにでもマッチしてくれてました。
コンデジがやっぱり荷物にならないな~とか、早く他のカメラが欲しいなーとか、そんな気にもならないほど気に入っていたんだと思います(笑)
交換レンズとの出会いのきっかけ
それでもあることをきっかけに少しずつ考えが変わり始めます。
正直今のスペックじゃ…と物足りなくなってくるのが人のサガ。
PENに対して特に不満はなかったわたしですが、Instagramの登場に、控えめだった物欲がふつふつとたぎってくるようになったのです。
SNSの中でも、Facebookは日常の日記みたいなもの、Twitterは毒でも吐いちゃったりできる場所、ではInstagramはというと…。
Instagramはステキな写真たちの宝庫でした。国内外問わずたくさんの人のいい写真を目にするたびに、私もこうやって撮りたいんだな~と思うようになって…
どうやって撮るんだ?ってなって…
カメラはレンズなんだ!とようやく理解できるようになりました(遅い)
これが初めてレンズを欲しいと思うようになったきっかけです。
もちろん、カメラ本体のスペックも重要だけど、この時はまだ考えてませんでした。買い換えるなんて。
レンズ選び
オリンパスの公式を眺めながら、レンズってどんだけ種類あるの?→ふむふむ→よくわからん→考え直す(始めにもどる)
の無限ループに突入していた時期に、知り合いから星空を撮りにいくけど来る?みたいなお誘いを受けました。
星空なんでどう撮るの??と訳が分からないままキットレンズのついたPENを持って出掛けました。
今考えると無謀な自分に笑けてきますが、知らないんだから笑ってはいけない。知らないことは学べばいい、プロじゃないんだしね。
標準ズームレンズのためF値は3.5、画角はそれほど広くない、三脚持たないから折り畳み傘で代用というコンディションでしたが、教えてもらった通りに設定して撮った写真は、思った以上に夜空を彩る星をとらえてくれてました。
このできごとに味をしめた私は、『F値は小さく画角が広い』方が星空撮影に向くと知り、旅行にも使えるということでこのレンズを選びました。
↑こちら。
M.zuiko disital ED 12mm F2.0
このレンズ、思った以上に小さくて軽い!
マニュアルの切り替えも簡単!でも!お値段が結構する!
新品で探してたら、PENを買ったときと同じくらいじゃない?
という金額にすでに挫折しそうになりました。
こんなにするんじゃレンズだけになりそうだな~、他にもないかな~
と探ってみたけど広角ならこれが一番だな、と何を思ったか確信していたし、
作例をみてどうしてもほしくなってしまい、思いきって購入することにしました!
本当に欲しいのなら妥協せずに買ってしまえ!後悔するなら買ってからにしろ!というスタンスの母からの教えです(笑)
ところが…何を思ったかレンズカラーを黒にしてしまったため、ライトな色合いが一変、レンズとカメラがちぐはぐな組み合わせになってしまいました。リミテッドブラック!何それ何かかっこいい!を選んでしまった結果です。
何だか色合い合わないなぁ…(笑)
それでも、交換レンズを装着して初めて撮影したときのあの感覚は忘れません。当たり前ですが、キットレンズと比べて断然違うのです。この時点でテンションがブチ上がった私は色んな物を撮りだします。
単焦点レンズなので、装着したときに画面にうつる範囲でしか撮れません。広角というのは読んで字のごとく広い画角が撮れるということです。なので結構な範囲が写りこみます。撮りたいものを大きく写したいなら自分がめっちゃ寄らなきゃならないんです。
その代わり画質はとてもよいです。だから自然と撮影対象の幅が広がるのです。
広く全体を撮りたいなら広角レンズはおすすめです!
という訳で、次回はレンズに合わせたカメラ選びです。
これをきっかけに私はレンズ沼に一歩足を踏み入れ、カメラ選びに迷走することになります。
何が言いたいかというと、後悔したくない人はカラー選びは慎重に!ということです。以上です(笑)