これまで使ってきたカメラと選んだ理由②
今週は成人式を迎えた新成人たちが主役でしたね。街は艶やかな晴れ着姿で彩られ、カメラ好きさんがこぞって腕を振るう日でもあります。
私もバッグにはカメラを忍ばせて毎年出勤しています。(あ、普通に休みの日も仕事な職業のためです)
今年も後輩の晴れ姿をおさめさせてもらいました。
前回のつづき、私の初めてのカメラ(デジカメ編)ですが、完全自分キロク史なのでお目汚しですみません。
ひとつめのコンデジ
そんな私も成人を迎えるころ、カメラもデジタル化を迎えていました。
Canon IXYDigital320だったかな、コンデジです。今思えば箱みたいなコロンとしたカメラでした。サイズの割にはずっしり重かったかなぁ。確かSDカードじゃなくてコンパクトフラッシュを使用するタイプだったと思います。
背面に画面がついてるってだけでハイテク!と思っていたんだからテクノロジーの進歩って驚きです。
このカメラでは、学校も卒業して遊ぶ時間が夜にシフトしてからのいわゆる夜遊び時代(笑)に活躍してもらいました。ほぼ写ルンです状態でしたが…
初めて友達と沖縄旅行に行ったりしたのもこのカメラです。懐かしいなぁ。
自分でお金も稼げるようになって、ここから数年はいくつかのコンデジを渡り歩きます(笑)
今のように気軽に個人売買やオークションサイトがあまりなかった(たぶん私が知らなかっただけ)ので、いつもキタムラに持ち込んで下取りしてもらい、新しいものを手に入れるって流れだったかな。
ふたつめのコンデジ
Nikonのクールピクスも購入したうちのひとつです。P6000という機種だったと思います。
このカメラを使って、メーカーごとの「色味」というのを知りました。
そもそもデジタルカメラにしたのも、職場の先輩が持っていたフジのカメラで写真にしたときの雰囲気が好きだったから、というのが買うきっかけだったので、分かってはいたけど知らなかったんですね。
それでいろいろ調べてみたけどよく分からなくて。
結局、実際に使ってみて初めてなんとなく分かる、というのを体験したのでした。
このカメラ、何故か今でも所有しています。10年ほど前のカメラになりますが結構使えてます。Nikonらしいコッテリした写りでおもしろい描写をしてくれる時があるし、写真を撮る「道具」としても持ち心地が何というか、いい♪
これだけ売りに出してないんです。なんだろ…特に執着してるわけではありません。
みっつめのコンデジ
この頃になると、周りにカメラを持っている人をあまりみかけなくなります。ただ単にそういう年頃なのか…私も特に頻繁に持ち歩かなくなりました。
性能はよくないけど携帯のカメラでそれなりに記録できるようになったからでしょうか。
カメラで写真にして残す、というより媒体に記録する、というのが定着してきたからでしょうか。
そんな折りに、新しく発売されたカメラに興味が湧き、Canonをあっさり下取りに出して購入したのがRICOH GR digital3です。
フィルム時代のGRを父が持っていたので、あ、かっこいいやつのデジタル版!と思って即決購入したモノです。
それまで写真は遊んだ記憶とか、旅行の思い出を切り取るために撮ってたことがほとんどでした。
それがこのカメラを手にしてからは、何気ない日常の一部をざっくりと切り取ることを覚え、常にバッグに入る相棒になってくれました。
だがしかし、です。ミラーレス一眼という、私のなかで新しいカメラ時代の幕開けに、この最強のスナップシューターは威力を発揮することなく、サヨナラしてしまうことになります。
あのころの自分、何てことしてくれたんだ。もっと使い込んで少しはGRの魅力を引き出せてたら…と今更になって無知すぎる自分を責めています。
一通り撮って遊んでみたけど、納得のいく写真があまり撮れなくて。自分のセンスや腕を省みずカメラだけに頼った結果だと反省しております。
ところで、今年4月にGRⅢの発売が予定されていますね。久々に手にしたいコンデジです!お値段そこそこするんでしょうが、検討するべき内容だと思ってるので楽しみです。
自分で新品を購入したのはこの3つでした。本当はあと2つほど使用したのですが、譲り受けたものや中古激安で手に入れたものなのでカウントしないものとします。